webライター

webライターの種類は何種類?初心者にオススメしたいのは?

webライターと一言に言っても、文章を届ける相手や目的によって種類が異なります。

そこで、こちらではwebライターの種類、仕事内容や目的、求められるスキルや将来性について解説します。

webライターの種類9選

こちらでは、実際に求人の募集が存在するwebライターの種類を9つ紹介します。

SEOライター

・仕事内容

SEOライターは、書いた記事で検索上位を獲得するのが主な仕事です。

作業を3段階に分けると、

キーワードリサーチ

構成作成

記事作成

となっており、どこまで任されるかは依頼主の発注内容によって変わります。

私自身、構成のみを作成する案件、記事のみを作成する案件、キーワードリサーチから記事作成までを全ておこなう案件など様々です。

また、SEOライターは過去に書いた記事のリライトをすることもあります。

リライトとは思うように上位表示されない記事や、クオリティの低い記事をブラッシュアップする作業です。

・目的

SEOライターの仕事の主な目的は、良質な記事を書くことでキーワードごとに記事の検索上位を狙うことです。

検索上位に表示される記事が多いほど、Googleからサイトが高く評価されるようになります。

つまり、狙っているキーワードを検索する見込客が自社サイトに自然に流入してくる状態を実現し、巨大な集客の受け皿を作ることが依頼主側の目的となります。

・求められるスキル

SEOライターに求められるのは主に2つあり、1つは「SEOの知識」です。

Googleがどのような文章を評価し、どのような文章を評価しないかは、ある程度の傾向があります。

タイトル、リード、小見出し、本文など、それぞれに留意点があるため、それらを最低限把握しておく必要があるのです。

もう1つの知識は、単純に「わかりやすい文章を書くライティングスキル」です。

SEOライターにとって、Googleが評価しやすい文章を書くことは大前提なのですが、そちらを優先し過ぎて文章が不自然になったり、わかりにくくなったりしては元も子もありません。

無駄がなく、わかりやすく、ターゲットの悩みを簡潔に解消できるような文章を書くことが肝要です。

・将来性
あくまで個人の見解ですが、私はSEOライターの将来性はあると思っています。

一部では、TikTokのようにレコメンド機能に振り切っているSNSがあり、検索する文化が廃れてレコメンドの文化が浸透していくなどの意見も見かけます。

また、ChatGPTをはじめとするAI技術が急速に発展しているので、将来的にはボイスアシスタントやAIアシスタントも普及するでしょう。

「じゃあ記事コンテンツなんていらなくなるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、私はそう思っていません。

その理由は、情報を求めるのが人間(の本質)であることはこの先も変わらないからです。

どれだけ便利な時代になったとしても、慣れた習慣を変えるのは相当なストレスがかかります。

わからないことをググる文化は根強く残る可能性が高いでしょう。

さらに、何をもって人間がAIの情報を信用するかも重要だと思っています。

仮にAIチャットがどのような質問にも正確に解答してくれるようになったとしても、「誰がそう言っているのか」「どこがその統計をとったのか」の根拠は、人間が作ったコンテンツから引用することになります。

セールスライター

・仕事内容

セールスライターは、商品やサービスの販売促進に必要な広告やサイト、その他Webコンテンツを作成する仕事です。

作業量は膨大にあり、商品やサービスのリサーチ、ターゲットのリサーチ、ペルソナの設定、競合リサーチをした上で、ライティング作業をします。

魅力的なキャッチコピーを書き、メリットを伝え、適切な構成や表現で文章を作成する必要があります。

また、作成した広告やサイトのABテストをし、効果を検証するのもセールスライターの仕事です。

・目的

セールスライターの目的は、商品やサービスの販売促進です。

販売サイトに訪問した人が、1人でも多く商品やサービスを購入するような仕組み作りが求められます。

・求められるスキル

情報収集・分析スキル、文章力、コミュニケーションスキル、マーケティングスキル、セールスライティングスキルなど、セールスライターに必要なスキルは多岐にわたります。

私は会社員時代と独立当初、セールスライターの仕事をしていました。成果報酬型だと稼ぎはいいですが、とにかく作業量が膨大でした。

ちぃ
必要な知識も多く、行動心理学を学ぶために分厚い参考書を読んだり、ライティングの講座に参加したりもしました。

・将来性

セールスライターもまた、AIを活用する機会が増えてくる仕事の1つと言えるでしょう。

購買意欲を高めるために必要な要素・構成はおおよそ決まっています。

膨大なデータを元に、成約率を高める文章を作成することはそう難しくないはずです。

現に、映画業界では2016年に世界初のAIが脚本を書いた映画『Sunspring』が公開されています。

映画も販売サイトも、ターゲットの感情を揺さぶるという意味では同じことをしているので、AIの活用によって初稿の作成やABテストのスピードは格段に上がると予想しています。

一方で、まだAIへの代替が難しい作業もあるでしょう。

例えば、「自作で斬新なキムチ作ったんだけど、これを売る文章を作って」のように、まだ言語化できていない商品やサービスの魅力を発見し、言語化するなどの作業です。

データがない新しい商品の魅力を言語化するのは、セールスライターの仕事としてまだ残る可能性が高いでしょう。

また、セールスライターのスキルは他のWebライターの仕事と比べて、かなり使い勝手がいいです。

対面でも、SNSでも、DMでも、メルマガでも、何かを売るためには欠かせないスキルですので、AIが浸透したとしても活躍の場はまだまだ残る可能性があります。

コピーライター

・仕事内容

コピーライターは、広告やPR、マーケティングなどの分野で商品やサービスを宣伝するために、効果的な文章を作成する仕事です。

セールスライターと同じ意味合いで「コピーライター」と呼ばれることもありますが、こちらではあえて区別して定義します。

わかりやすい仕事内容で言えば、テレビCMや街頭広告のキャッチコピーの作成などです。

認知やブランディングが主な目的であり、セールスライターのように文章の効果を検証することが難しい特徴があります。

・目的

商品やサービスの認知拡大・宣伝が目的です。

・求められるスキル

文章力ばかりが求められそうなイメージがあるかもしれませんが、実際には多くのスキルが求められます。

友人が大手の広告代理店で働いていたため、実際に話を聞くことができました。

ひたすらキャッチコピーを書けばいいわけではなく、クリエイティブディレクター兼コピーライターとして稼働することが多いようです。

複数のプロジェクトを同時進行でディレクションしながら、忙しい間を縫って文章を作成します。

そういった意味では、依頼主とスムーズに連携できるコミュニケーション能力、チームを適切に動かすディレクション能力、複数のプロジェクトを同時にこなす時間管理能力などが必要でしょう。

・将来性

「キャッチコピーを考える仕事」という意味では、将来性はあまり高くないと考えています。

なぜなら、すでに存在するAIツールでは「〜に関するキャッチコピーを●個考えて」と打つだけで、瞬時にキャッチコピーを書き出してくれる段階まで来ているからです。

つまり、一番時間がかかる案出しで負担が減っていくと予想しています。

AIが出したアイデアの中からヒントを得たり、ブラッシュアップしたりなどの工程を経て、キャッチコピーを作ることが増えていくでしょう。

また、広告代理店最大手の電通の調査によると、2021年には「インターネット広告費」が「4マス広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)」を上回ったと発表しています。

このように広告費の動向を見ても、費用対効果を検証しにくいマスメディアを領域とするコピーライターより、効果を検証しやすいセールスライターの方が将来性は高いと言えるでしょう。

シナリオライター

・仕事内容

シナリオライターは、一般的には映画やテレビドラマ、ゲームなどのエンタメコンテンツのストーリーや台本を書く仕事を言います。

一方で、近年はWebライターの中にもシナリオライターが存在します。

例えば、通販番組の台本を書く仕事、Youtubeの台本を書く仕事などです。

また、Webプロモーションに音声・動画コンテンツを採用する場合、セールスライターがシナリオライターとしての役割を果たす場合もあります。

・目的

商品やサービスの認知および販売促進、見込み客との関係構築などを目的とします。

・求められるスキル

基本的にはセールスライターと同じようなスキルが求められますが、異なる点もあります。

文章だけで完結せず、人が読むことを前提に音声や動画を制作する必要があるため、口語的な表現力が必要です。

文章だけだと自然な表現でも、口に出して読むと違和感が出るケースは結構あります。

ちぃ
下積み時代は会社員としてセールスライターをしていました。動画の台本を書いた経験が何度もありますが、最初の頃は「この言い方は不自然だ」と指摘をされていました。

販売サイトのように、読むと購買意欲が高まるような構成を、動画の台本に落とし込むスキルがシナリオライターには必要です。

・将来性

セールスライターと同様に、シナリオライターの仕事も一部はAIに取って代わられていくでしょう。

株式会社ジャパネットたかたの通販番組のように、人の購買意欲を高めるために必要な要素や構成はある程度決まっています。

映画やドラマのように毎回登場人物が変わるわけではないため、AIとの相性は良いでしょう。

ただし、地道なリサーチ作業や、感性や経験に基づいた台本のブラッシュアップに関しては、人間がおこなう余地が残っていると思います。

求人サイトライター

・仕事内容

求人サイトや企業の採用ページのコンテンツを制作するのが主な仕事です。

具体的には、企業の特徴や文化、業務内容、福利厚生、応募資格、募集要項などを調査・整理し、それらを魅力的に表現する文章を作成します。

また、欲しい人材を獲得したい企業にとって求人情報は非常に重要ですので、原稿を作成する上でクライアントとのやり取りが必要な場合もあります。

・目的

クライアントが求める人材を獲得することが目的です。

・求められるスキル

基本的な国語力や文章作成スキルはもちろん、SEO対策の知識も必要です。

求人サイトは自社の求人情報が検索エンジンで上位に表示されるように、適切なキーワード選定や構成、文章表現をおこなっています。

そのため、求人情報を作成するライターにも同等の知識が求められます。

また、求人サイトライターは複数のプロジェクトを同時に進行することが多いです。

タスクの優先順位を決めたり、スケジュールを管理するスキルも求められるでしょう。

・将来性

未経験でも一定数の募集があるため、ライターとして第一歩を踏み出しやすい職種の1つです。

一方で、決まった型に従って執筆することが多いため、今後はAIが担っていく部分も増える可能性があるでしょう。

ただ、求人サイトを利用する企業は、単に人材を集めることだけではなく、企業の認知度を上げたり、ブランドイメージを構築する意味合いでも利用しています。

そのため、AIに企業をより魅力的に見せるマーケティングスキルはないので、そういったスキルがあれば上手くAIと共存できるでしょう。

取材ライター

・仕事内容

特集記事、インタビュー記事などを執筆する仕事です。インタビューライターとも呼ばれています。

記事を執筆するにあたり、取材の計画、調査、取材を行います。

インタビューをおこなう対象は様々で、無名の人から著名人まで幅広く対象になります。

取材や調査から得られた情報を元に、その人物の考え方や思いを記事にしていきます。

・目的

インタビューで得られた考え方や情報を読者にわかりやすく提供することが目的です。

・求められるスキル

ライターとしての文章表現力はもちろん、取材者としての質問力や調査能力も必要になってきます。

どれだけ優れたライティングスキルがあったとしても、肝心の情報が引き出せなければ内容の濃い記事は書けないからです。

また、聞き出した情報の中には公に発信できない内容が含まれることもあり、内容を精査するために社会的な常識や倫理観が求められます。

さらに、インタビューそのものを読みやすくまとめる編集能力、情報操作や誘導にならないようにバランス感覚も必要です。

・将来性

取材ライターは、取材に関する部分はAIで代替することがまだ難しい仕事だと考えています。

特定の個人から情報を引き出し、理解し、わかりやすくまとめる必要があるからです。

ただし、取材したテープ類の書き起こし、書き起こしを元にした素案作成などはAIを活用できるでしょう。

ニュース記事ライター

・仕事内容

最新の情報をいち早く取得し、速報や特集記事を執筆することが仕事です。

政治、経済、スポーツ、芸能、科学技術など、分野は多岐にわたっています。

必要な情報を収集し、要約し、ニュースの鮮度が落ちないうちに記事を世に出していきます。

ニュース記事の見出し、リード文、記事全体の構成などを短時間で作成するスキルが必要です。

・目的

的確で分かりやすい情報をいち早く世に送り出すことを目的とします。

・求められるスキル

取材スキルが必要な点については取材ライターと同じですが、情報の鮮度が命であるため、スピード感のあるライティングスキルが必要です。

また、記事は正確さが求められるため、幅広い教養と、精度の高い情報収集能力も必要となります。

さらに、他のライターの仕事と比べて納期の緊急性が高いため、瞬発力やストレス耐性があることも重要でしょう。

・将来性

ニュースの伝達手段は新聞からTVへ、そしてWEB媒体へと大きく形を変えてきました。

私たちが生活していく上で、ニュースそのものが消滅することはあり得ないと言って良いでしょう。

ニュース記事ライターの仕事はセールスライター同様、まだ言語化できていない事象を言語化する仕事です。

1次情報を作成するニュース記事ライターの作業は、まだAIにとって代わるのは難しいでしょう。

コラムライター

・仕事内容

コラムとは、個人的な評論が含まれる文章のことを指します。

特定のテーマについて、根拠に基づいて見解を述べることが仕事です。

見解を述べる、と聞くと何を書いても良いような印象を受けますが、単に個人の感想を書くわけではありません。

自身の経験と知識を元に、裏付け裏付けを提示しつつ、論理的に文章を執筆します。

発信場所は企業のオウンドメディアやポータルサイト、ブログやSNSなど多岐に渡ります。

基本的には執筆依頼を受け、それに基づいて記事を書き、編集者に提出するというのが一般的な流れです。

・目的

読者に考察の機会をもたらすこと、メディアのファンを増やすことなどを目的とします。

・求められるスキル

まず、特定の分野に高い専門性を持っていることが求められます。

社会的な問題についてコラムを依頼するのなら「会社員の〇〇さん」よりも「この社会問題研究の第一人者、XX大学教授〇〇先生」に依頼したくなりますよね。

もちろんコラムの内容は依頼主によって異なるので、必ずしも上記のような肩書きが必要なわけではありません。

ただ、自身の経験を根拠に発信できる程度の専門性は必須です。

その上で、読者にとって興味深い記事を執筆するために、市場調査やトレンド調査のスキルも必要になってきます。

自身の意見と、読者の求める情報を擦り合わせていくバランス感覚も求められます。

・将来性

個人の見解を述べることが仕事であり、その部分はAIが台頭してきたところで取って代わることは不可能でしょう。

コラムは「どんな意見が書いてあるか」以上に「誰の意見なのか」が重視されるからです。

他のライター業と比べて、かなり属人性の高い(その人でなければ成立しない)仕事であると言えます。

実際のライティング作業についてはAIが活躍できる部分もあるでしょうが、自身の経験を活かした執筆や推敲など、AIには対応不可能な領域が多い仕事の一つです。

PRライター

・仕事内容

従来、PRライターの仕事は、社内報やパンフレットなどの印刷物の執筆でした。

しかし、近年は企業のウェブサイト・SNSなどの情報発信、プレスリリースやメールマガジン、ブログ記事など、PRに関わるライティング全般がPRライターの仕事となっています。

コピーライターやセールスライターと少し似ていますが、PRライターは「売る」ことよりも「ブランド価値の向上」に重きが置かれているのが違いです。

そのため、企業や団体のメッセージを分かりやすく伝えるスキルが求められます。

自分の扱う言葉次第で会社のブランドイメージを左右する可能性がある、責任とやりがいを感じられる仕事です。

・目的

企業や団体などが持つイメージやブランド価値を向上させ、ファンを増やすことが目的です。

・求められるスキル

PRする媒体に適した文章が求められるため、ニュースサイトやインスタ、Twitterなど、各媒体の特徴を熟知しておく必要があります。

また、文章を書くこと以前に、伝えたいブランドイメージを理解し、企業をより魅力的に見せるためのマーケティングスキルも必要でしょう。

実務に関しては、企業や団体内の広報担当者やマーケティング担当者と密接に連携して仕事を行うことが多く、コミュニケーション能力や協調性が求められます。

・将来性

PRライターは企業のメッセージや価値観を深く理解し、それを伝える文章を作成する必要があります。

そのため、深い感性や鋭い洞察力を持ち合わせていることが望ましいでしょう。

まだ言葉にできていない「企業のイメージ」や「経営者の想い」を言葉にするのが仕事ですので、すでにある言葉から最適な答えを作り出すAIには代わることが難しい仕事と言えます。

初心者にオススメしたいwebライターの種類は?

様々な種類があるwebライターですが、その中でも特に初心者にオススメのものを2つ選んでみました。理由と合わせてご紹介します。

SEOライター

SEOライターを初心者の方にオススメする理由は大きく3つあります。

理由の一つ目は、「覚えることが少ないから」です。

誤解のないように言うと、決して楽な仕事という意味ではありません。

例えばセールスライターは覚えることが膨大にあります。コピーライティングとマーケティングの知識だけでも覚えるのは大変ですし、実際に文章を書くには商品やサービスに関する知識も必要です。

一方でSEOライターは、Googleが定めた基準に沿うように書くのが主な仕事ですので、基本的には「Googleがどういう文章を好むか?」を知っていれば対応できます。

ジャンルによってはかなりリサーチが必要なケースもありますが、実際にSEOライターをやっている筆者からすると、テクニカルな面で覚えることはそれほど多くないと感じます。

二つ目の理由は、「説得力のある実績が作りやすいから」です。

SEOライターの仕事は検索エンジンで記事を上位表示させることですので、結果が出れば「私が書いた記事が〇〇のキーワードで検索結果1位になりました」とか「サイトのPV数が月間●●万アクセス増えました」と言えます。

結果を出せば説得力のある実績が手に入るので、その後の営業活動がしやすくなるでしょう。

三つ目の理由は、「長期的に安定して働きやすいから」です。

一般的に、サイトをゼロから立ち上げて、SEO対策によってサイトが上位表示されるまで、少なくとも1年〜2年はかかります(どれだけの費用と時間をかけるかによって変わりますが)。

上位表示されるようになった後も、高いPVを維持し続けるにはコンテンツの追加や更新が必要であるため、プロジェクトが長期にわたる傾向があるのです。

裏を返せば、長期的にお仕事をいただけるので、ライター側としては売上が安定しやすいというメリットがあります。

求人サイトライター

求人サイトライターも初心者の方にオススメです。

こちらをオススメする大きな理由は、「文章の型が決まっているから」です。

再現性が高く、最低限の文章力があれば、誰でも一定以上のクオリテイの文章が書けます。

つまり、未経験の方にもチャンスがあるということです。

実際、他のwebライターの求人と比較しても、求人サイトライターは「未経験者OK」の募集が多く、初心者の参入障壁が低いと言えます。

ただし、型に沿って書くとはいえ、求人情報をより魅力的に見せる表現力、またSEO対策などの知識も必要です。

また、型が決まっている分、慣れてくるとやりがいを感じにくく、飽きてしまう可能性は否めません。

ジャンル特化型SEOライターの種類

初心者の方にオススメのライターとして「SEOライター」を挙げましたので、こちらではSEOライターをより掘り下げて紹介します。

代表的なジャンル、およびそのジャンルの執筆に求められる知識や注意点について解説します。

医療

・求められる知識

医療に関する専門用語や疾患・症状に関する知識、医療制度に関する知識が求められます。

医療研究はさまざまな分野で常に進歩し続けているので、「昨日の常識が今日の非常識」になってしまう可能性があることは覚えておきましょう。

常に新しい情報を追求し、正しい医療情報を研究論文や学術雑誌などから収集し、精査していく調査能力が必要です。

また、医療分野の記事を書く際は「YMYL」に、十分に配慮する必要があります。

YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、Googleが公開している検索品質評価ガイドラインにおいて用いられる用語です。

ユーザーのお金や健康、安全性に関わる情報を扱うwebページを指していて、該当するwebページについては特に高い品質のコンテンツが必要とされます。

つまり、「他人の命や人生に影響を与えるような内容は、間違ってましたじゃ済まないよ!」ってことです。

参考:Google General Guidelines

・ライティング上の注意点

繰り返しになりますが、特に医療については嘘や信憑性のない情報を絶対に書いてはいけません。

人の一生を左右する可能性がある内容なので、細心の注意を払う必要があります。

また、医療については医学的に正しいことと倫理的に正しいことが必ずしも一致しないことがあります。

書き方によっては誰かを深く傷つけてしまう恐れもあるため、医療倫理もに十分配慮をしたライティングを心がけることが大切です。

美容

・求められる知識

肌や髪の構造、ボディケアやダイエットなど、美容に関する幅広い知識が求められます。

あわせて、化粧品や美容機器に関する知識、栄養学や運動などの健康に関する知識も必要です。

エステやクリニックで施術を受けるような痩身、脱毛、整形、フェイシャルエステなど、一部医療と重なってくる範囲の知識も必要と言えます。

自身で書くだけでなく、美容研究家やインフルエンサーへのインタビュー記事を書く機会もあるため、質問力もある程度は必要と言えるでしょう。

・ライティング上の注意点

美容業界は「コンプレックス産業」と呼ばれることがあります。顧客の劣等感(劣等コンプレックス)を解決することにより対価を得る側面があるためです。

この性質を悪用すれば、劣等感や不安感を強く煽ることで瞬間的にページビューを増やすことができるかもしれません。

ですが、不安感を不要に煽るような書き方は決して健全なライティングとは言えません。

また、薬機法に触れてしまうような書き方もNGです。

「必ず効果がある」というような書き方は効果・効能にあたるため、化粧品などの説明に使用することはできません。

これらを守って、記事を読んだ人が前向きになれるようなライティングを心がけましょう。

不動産

・求められる知識

不動産市場の動向や関連する法律、建築に関する知識などが必要です。

また、一言に不動産業界と言っても、「賃貸」「売買」「不動産投資」「事業用地」など、カテゴリーは複数あります。

それぞれ必要となる知識が微妙に異なるため、慣れるまではリサーチに多く時間を取られるでしょう。

ちぃ
筆者は事業用地に関する記事を書いていたことがありますが、建築基準法やら条例やら法律やら、わからないことだらけで最初は苦労しました。

・ライティング上の注意点

不動産の取引についてはタイミングやエリアによって事情が大きく異なるため、常に最新の情報にアップデートしていく必要があります。

一度書いた記事をそのまま放置するのではなく、定期的に最新情報に更新することが重要です。

法律

・求められる知識

「餅は餅屋」の言葉通り、法律に関しては弁護士という専門職があるため、弁護士もしくはそれに準ずる知識を持っていることを証明できることが望ましいです。

最低でも法律系の大学院を出ているか、それに近い経歴が必要です。

もしくは、企業で法務担当として勤務していれば、別の角度から法律について執筆することは可能でしょう。

法律に関する知識は一朝一夕で身につくようなものではないため、かなり広い範囲で法律に精通している必要があります。

・ライティング上の注意点

法律用語は専門的であるため、正確な用語を使用し、正確な情報を伝えることが重要です。

誤った用語を使用することも、信頼できない情報源を使用することも、結果として誤った情報を提供することになり、信頼性を大きく損なう可能性があります。

正しい情報に基づいて執筆することが大前提ですが、法律はナマモノです。

改訂が行われることもありますので、常に最新の情報を使用し、得られる結果はあくまで事例によるということを明記しておきましょう。

介護・福祉

・求められる知識

介護や福祉に関する経験やサービスに関する知識と法律知識が必要です。

介護保険制度を深く理解し、現場で行われるケアやサービス、介護施設などを比較検討できることが望ましいです。

・ライティング上の注意点

介護・福祉の分野については、読み手が求めている知識にかなりばらつきがあります。

また、読み手によって必要とするサービスの度合いにも大きな差があるでしょう。

そもそもサービスを受けること自体に抵抗がある人もいるため、読み手の立場に立ち、介護や福祉に対して抱いている問題や不安を解消できるような表現を心がけましょう。

転職

・求められる知識

自身に転職の経験があるか、もしくは転職エージェントなどで勤務しているなど、転職について権威性が示せることが望ましいです。

キャリアアドバイザーなどの資格を持っていると、その知識を活かすことができます。

具体的には、転職の方法や手段、転職エージェントや求人サイトの使い方など、転職に必要なステップを理解していることが重要です。

また、特定の職業について転職に必要な資格やスキルなどを具体的に提示できると、読者からの信頼を得やすいでしょう。

・ライティング上の注意点

転職市場の動向は、業界や時期によって異なります。

また、求職者が職種に関して抱いている期待や不安はそれぞれ微妙に異なるので、きちんと刺さる文章を書くにはターゲットをリサーチし、理解することが重要です。

同じ職種で給与を上げたい人、全く別の職種に挑戦したい人、結婚や出産を機にライフワークバランスを大きく変えたい人など、様々な人がいるでしょう。

記事ごとにターゲットを明確にし、転職に前向きになれるような記事の執筆が求められます。

旅行

・求められる知識

観光スポットに関する知識は必須です。また、観光地の歴史や文化、アクティビティや食事、アクセス方法などに関する知識が求められます。

海外の観光地に関する記事を書く場合、英語や現地の言葉などで書かれたサイトでリサーチができると、より濃い内容を書けるでしょう。

その上で、何か自分の強みとなる専門分野(世界一周専門、週末弾丸トラベラー、船旅専門など)があると望ましいです。

・ライティング上の注意点

旅行先での体験や感覚を文章でわかりやすく表現する必要があります。

また、読者が旅行先をイメージしやすいように、臨場感のある表現力があると理想的と言えるでしょう。

金融

・求められる知識

株式、債券、投資信託、保険、為替、銀行などの基本的な金融用語はもちろん、最新の金融トピックや市況についても理解している必要があります。

また、金融は先述した「YMYL」に該当するジャンルであるため、記事は注意深く執筆しなければなりません。

関連する法律への理解はもちろんのこと、明確な根拠を持って論じる必要があるでしょう。

・ライティング上の注意点

金融用語は難解なものが多く、一般の人には聞きなれない言葉が数多くあります。

そのため、金融知識のない人が読んでも理解できるように、わかりやすい記事の執筆を心がけましょう。

初心者にオススメできないwebライターの種類は?

こちらではあくまで「初心者には向かない」という意味で、オススメできないwebライターを2つご紹介します。

セールスライター

セールスライターを初心者にオススメしない理由は大きく3つあります。

1つ目の理由は、覚えることが多いから」です。

さまざまなライティングがある中で、特に強力なインパクトがあるのが「セールスライティング」と言えます。

文章の書き方1つで、商品やサービスがバカ売れしたり、逆にさっぱり売れなかったりするので、非常に責任が思い仕事です。

セールスライターになるには、まず人の購買意欲を刺激するための行動心理学をひと通り学ぶ必要があります。

さらに、効果を実証済みの広告コピーや、感情を揺さぶるような表現方法など、テクニック面でも学ぶことは多くあるのです。

初心者の方にはかなり荷が重いので、最初から難しいことをする必要はないのでは?と個人的には思います。

2つ目の理由は、売れなければ仕事にならないから」です。

実力主義というと聞こえは良いですが、実際はそれ以上にシビアな世界です。

成果報酬型の契約をした場合、当然ですが、売上が立たなければ報酬をもらうことはできません。

多くの時間と労力をかけたにもかかわらず、まともな売上が立たなければ、報酬をもらえないだけでなく、自分自身の信用も損ないます。

3つ目の理由は、粗悪な商品はどれだけ頑張っても売れないから」です。

セールスライティングは魔法ではないので、質の悪い商品やサービスはどれだけ文章で取り繕っても売れません。

しかし、経験が浅い初心者の方の場合、商品やサービスの良し悪しを正しく判断できず、売れもしない商品のライティングを何ヶ月もしてしまうことがあります。

つまり、ハズレくじを引く可能性があるということです。

  • 覚えることが多い
  • 売れなければ仕事にならない
  • 粗悪な商品はどれだけ頑張っても売れない

以上の3つの理由により、私は初心者の方にセールスライターをオススメしていません。

コピーライター

コピーライターを初心者にオススメしない理由は大きく2つあります。

1つ目の理由としては、実績を数値化しにくいから」です。

先述のとおり、コピーライターの主な活躍の場は新聞やテレビをはじめとするマスメディアであり、自分が書いた文章の正確な効果検証が難しい特徴があります。

WEB広告のように、「この文章で何回クリックされて、クリック単価は何円で、結果的に何円の売上に貢献しました」と、実績を数値化しにくいわけです。

個人で仕事を獲得していくことを考えると、仮に仕事ができたとしても、実績としてPRするのは容易ではないでしょう。

2つ目の理由は、そもそも参入のハードルが高いから」です。

簡単に言えば、大手の広告代理店に入社できる人なんて限られてますよねというお話です。

テレビCMや新聞広告みたいな大きな仕事でなくてもいいのであれば、コピーライターになる道はあります。

クラウドソーシングサービスでキャッチコピーを募集する案件はたくさんあるので、そういったものに応募し、経験を積むことが可能でしょう。

ただし、そういった案件は一般的にコンペ形式であることが多いため、相当有名なコピーライターでもない限り、個人に仕事の依頼が来ることは稀です。

何の人脈や実績もない状態で、ゼロからコピーライターとして食べていくのは、正直現実的ではないと思います。

  • 実績を数値化しにくいから
  • そもそも参入のハードルが高いから

以上の理由で、初心者の方にはコピーライターをオススメしません。

まとめ

一言にライターと言っても、作業内容も違えば難しさも違いますし、収入も違います。

一番もったいないのは、適性を考えずになんとなく始めてしまい、「やっぱりこのライターの仕事は向いてなかった」となることです。

そういったミスマッチを防ぐために、本記事の内容が少しでもお役に立てると嬉しい限りです。

  • この記事を書いた人

ちぃ

WEBライター歴13年目/フリーランス10年目/現在のクライアントは東京1社・大阪2社・高知1社/業務はSEO・DRM・ディレクション等

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