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【Webライターの経験談】会社員・副業・フリーランスすべて語ります

「Webライターの仕事に興味があるけど、周りに知り合いがいない。収入とか、働き方とか、ぶっちゃけどうなのか聞きたい」

こちらの記事では、Webライターとして会社員、副業、フリーランス、すべてを経験したWebライター12年目の私が、上記のような疑問に回答します。

「なんとなくWebライターに興味はあるけど、まだやるとは決めていない。とりあえず情報収集したい」という方にぴったりの内容ですので、参考にしてください。

そもそもWebライターって?

まずは経験談をお伝えする前に、簡単にWebライターとはどのような仕事なのか、どういったスキルが必要なのかを解説します。

Webライターの仕事内容

Web上で公開する文章を執筆する人を「Webライター」と呼びます。実際に執筆する文章の内容は職種によってさまざまです。

  • 検索結果で上位表示される記事を書くSEOライター
  • Web上で商品やサービスを販売する文章を書くセールスライター
  • 求人サイト用の求人情報を書く求人ライター
  • インタビューをして文章を書く取材ライター
  • 動画の台本を書くシナリオライター

など、厳密に言えばもっとたくさんのWebライターが存在します。

ただ、傾向として何の説明もなく「Webライター」と語られているときは、「SEOライター」を指していることが多いです。

Webライターに必要なスキル

一言にWebライターと言っても、職種によって必要なスキルはバラバラです。

そこで、こちらでは職種に限らず、Webライターになるならあった方が良いスキルをざっと紹介します。

文章力

当然ですが、優れた文章を書く能力が必要です。最低限の文法、語彙力はもちろんのこと、最後まで読んでもらえるような魅力的な構成で文章を書く必要があります。

誤字脱字や間違った日本語の使い方をしないことも重要です。

SEO知識

SEOライターは、検索エンジン最適化(SEO)の基本的な原則を理解する必要があります。

上位表示されやすいキーワードの選び方・構成・書き方を知識として知っておく必要があるでしょう。

リサーチ能力

どの業界で何の文章を書く場合でも、リサーチ能力は必要です。

ただ闇雲に調べるだけでなく、根拠のある信頼性の高い情報を収集したり、それらを過不足なくまとめる力が必要となります。

ターゲットへの理解力

Webライターは、誰を対象にして文章を書かなければならないのか、ターゲットを理解する力を求められます。

ターゲットのニーズや関心をきちんと把握した上で、ターゲットに合った言葉選び、切り口、伝え方を選ぶ必要があります。

マーケティング力

Webライターは文章を書いてコンテンツを完成させるだけでなく、より大きな目的を達成するよう求められることがあります。

わかりやすいのはセールスライターです。文章を書いて終わりではなく、書いた文章を使って商品やサービスを売るまでが仕事なので、そのための戦略を立てる必要があります。

コピーライティングスキル

コピーライティングスキルは、文章力と似て非なるものです。

文章を読んだ人を特定の行動に導くための、行動心理学を土台とした文章スキル、それがコピーライティングスキルです。

優れたキャッチコピーに必要な要素、アクションを促すために効果的な仕掛けなど、Webプロモーションをおこなう上で大いに役立ちます。

マネジメントスキル

Webライターは複数のプロジェクトを同時に請け負うことが少なくありません。

そのため、複数のプロジェクトを管理し、納期を守るマネジメントスキルが必要です。 

柔軟性と適応力

Web業界は常に激しい変化にさらされています。

グーグルのアルゴリズムのアップデート、新しいSNSの登場、AIの台頭など、次から次へと大きな変化が起こるので、それらに柔軟に適応する力が必要です。

Webライターの経験談

ではここからは、Webライター歴12年の私の経験談を一挙に公開します。

アルバイト、会社員、副業、フリーランスと、一応すべて経験してきたので、それなりに説得力はあるかと思います。

アルバイト時代の経験談

私がアルバイトとしてWebライターになったのは2012年頃です。

アルバイトとはいえ未経験で採用してくれる会社が少なく、私の記憶では当時未経験者を歓迎する求人は都内で2社だけでした。

時給は950円からのスタートで、1ヶ月の試用期間のあと、時給1000円になったと記憶しています。

主な仕事内容は、メルマガやコラム記事、メルマガ広告、ランディングページ(LP)、動画シナリオの執筆などです。

とにかく作業量が膨大で、毎日のように残業をしていました。アルバイトでしたが月20万円くらいの収入はあったと思います。

上司は最低限のチェックとフィードバックをくれるだけだったので、基本的にライティングの基礎は独学でした。

『ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則』(ジョン・ケープルズ著)とか『影響力の武器』(ロバート・B・チャルディーニ著)などを読みましたね。

ひたすら上司にダメ出しをされ続ける日々だったので、悔しくて心が折れそうになる時もありましたが、その代わり日々スキルアップしているのを実感できました。

3日前に書いた文章ですら、見直すと恥ずかしくなるような感じです。

当時は若かったこともあり、アルバイトとは言えお金をもらいながらスキルアップできるのは良い環境だったと思います。

会社員時代の経験談

アルバイトとは思えないほどの社畜ぶりを数ヶ月続けた結果、その会社で社員として採用されました。

アルバイト時代との大きな違いは、自分のライティング業務以外の仕事が圧倒的に増えたことです。

新人ライターの教育、デザイナーやプログラマーの方のディレクション、プロジェクトの管理など、ディレクターとしての経験を積みました。

朝10時から仕事が始まり、ひたすらディレクション業務をし、19時から自分のライティング業務に取り掛かり、22時〜23時頃に退勤するという生活が続きました。

繁忙期には1ヶ月ほど会社に泊まり込んだこともあります。

若かったので体力的な問題はなかったのですが、商品の売り方や会社のスタンスに疑問を抱くようになり、徐々に転職を検討し始めました。

副業の経験談

転職を検討し始めてから、自分のスキルや人材としての価値を客観的に知りたいと思うようになりました。

そこで、試験的にチャレンジしたのがWebライターの副業でした。

業務委託で経験者を募集する求人があったので、そちらに応募したのです。

週に数時間の稼働で月7万円ほどいただけるお仕事だったので、安月給が当たり前だった当時の自分にとって大きな救いとなりました。

「独立できる!」とまではならないものの、「この会社に頼らなくても、外の世界でもお金を稼げるんだ」と初めて実感できた経験です。

フリーランスの経験談

転職活動をしたものの、思うようにいかず一人で悩んでいる時に、友人から独立をそそのかされ、深く考えずに個人事業主になりました。

本当に右も左もわからなかったので、「個人事業主になるには?」とグーグルで検索をして、開業届の出し方を調べたことがあります。

ちなみに、会社員時代の給料を基に翌年住民税の請求が来ることも、社会保険料が自己負担となることも、本当に何も知りませんでした。

中途半端に知識があったら、怖気付いて独立していなかったと思います。

フリーランスになって一番苦労したのは「集客」です。

Web集客をするのが仕事である人間が集客に苦労しているという、何とも皮肉で情けない状況でした。

今でこそフリーランス向けのお仕事マッチングサービスが充実していますが、当時はほとんどなかったのです。ですので、自分の足で人に会い、お仕事をもらうしかありませんでした。

実際にフリーランスになって最初に感じたことは「別に独立するって特別なことでも何でもないんだな」ということです。

会社の外に一歩出ると、Webライターに限らず自分と同じように独立して働いている人と山ほど出会います。

会社員だった時は、独立しているから凄い、自分の力で稼いでいて凄いと無条件に感心していました。しかし、それはある種の幻想であると知ったわけです。

また、会社員時代とフリーランスの大きな違いは「時間の使い方」にあります。

フリーランスは何時に起きて、どこで、何時まで仕事をしようが、基本的には自由です。

どうしてもしんどい日は「今日は休み!」と強制的に休むこともできます。

頑張って働けばその分収入は増えるので、仕事への当事者意識も大きく変化します。

つまり、自由と引き換えに計画性が重要となるのがフリーランスと言えるでしょう。

【経験談】Webライターになって良かったこと

Webライターになって一番良かったことは、場所を選ばずに仕事ができることです。

と言っても、別に毎日いろいろな場所で仕事をしているわけではありません。

カフェを転々とする時代もありましたが、今は基本的に在宅ワークで過ごしています。

「場所を選ばない」とは、日本全国どこに住んでも基本的に問題ないということです。何なら海外でも働けます。

人生の選択肢が多様化している現代において、場所に縛られずに生計を立てられるのは大きなメリットです。

もう少し具体的な話をすると、業界の垣根を超えて働ける職業である点もメリットと言えます。

例えば、私が今仕事で関わっている業界の一部を紹介すると、

  • 転職業界
  • 不動産業界
  • リユース業界
  • 健康食品業界

など、さまざまあります。

Web集客を必要としている会社なら、業界に関係なく貢献できるのは、仕事が不安定になりがちなフリーランスにとって非常に大きいです。

また月並みですが、仕事が軌道に乗れば収入アップが叶う点もメリットだと思います。

やろうと思えば、稼いだお金を自分の事業に投資して、スケールアップすることも可能です。

【経験談】Webライターになって嫌だったこと

Webライターになって一番嫌だったことは、売りたくないものを売ること(または関わること)です。

「あまり良いとは言えない商品・サービスだな」と思いながら、Webライターとしてその会社の手伝いをするのは、精神衛生上かなり悪いと言えます。

ご飯を食べるために仕方なくそういった商品やサービスの販売に関わったこともあり、今振り返るとすごく嫌でしたね。

また、人によるのかもしれませんが、Webライターの社会的信用はあまり高くないと感じます。

Webライターに限らず、フリーランスはまだまだ社会的信用が高くないので、賃貸の審査や金融機関の融資などは、会社員の方の方が圧倒的に有利でしょう。

私は一応法人化はしていますが、従業員もいない1人会社なので、実態は個人事業主の方と何ら変わりありません。

それと、Webライターはあまり認知度が高い職業ではありません。

そのため「どんな仕事をしているのかわからない」と、理解を得られなかった経験が多々あります。

Webライターになるなら注意したい落とし穴

私のような無計画な人間が12年もWebライターをやっていると、失敗することが多々あります。

これからWebライターになる方が同じ失敗をしないように、注意してほしい落とし穴を3つ紹介するので、参考にしてください。

文字単価に一喜一憂する 

Webライターへの発注方法の中でも、特に多いのが文字単価の設定による発注です。

「1文字●円」という形で単価が決められ、書いた文字数によって報酬額が計算されます。

SNSを見ていると「文字単価●円の仕事をもらった!」と喜んでいたり、「すごくやりたい仕事だったけど文字単価低すぎてやめた」と落ち込んでいたり、文字単価に一喜一憂する人をしばしば見かけます。

気持ちはわからなくはないですが、文字単価に一喜一憂するのはあまりオススメしません。

なぜなら、文字単価を頑張って上げ続けても、やがて限界が訪れるからです。

また、Webライターへの発注方法には案件ごとにスポットで報酬をもらったり、月額固定で報酬をもらったり、成果報酬でもらったりなど、他にもたくさんあります。

ある程度の経験を積んだら、文字単価以外で受けられる仕事を探してみてください。

テストライティングで安売りする 

仕事を見つけるために、クライアントからテストライティングの依頼に応じることがあります。

その際に注意して欲しいのは、「テストだから」という理由で安価な報酬で請け負ってしまうことです。

自分のスキルや時間の価値を見誤る可能性がありますし、モチベーションの低下にも繋がります。

テストだからと言って、納品するコンテンツの価値は変わらないのですから、自信を持って打倒な金額を打診しましょう。

そのようにプロの姿勢を示すことが、クライアントとの信頼関係の構築につながることもあります。

ちぃ
私は過去に報酬額が安すぎてきっぱり断ったところ、一気に報酬額が跳ね上がったことがあります。クライアント側も悪意がなく、相場を知らないだけということもあるので、認識のすり合わせはとても大切です。

1つの案件だけに注力する 

私は過去に1つの案件に注力し過ぎた経験があります。

注力した分の金銭的リターンは大きいですが、これにはデメリットが2つあります。

1つは多様性を欠いたキャリアにつながることです。いざその仕事がなくなった時、新たなクライアント候補にアピールできる実績が偏ってしまいます。

もう1つのデメリットは、収益が急激に減少するリスクがある点です。

注力していた案件のクライアントが撤退したり、プロジェクトが終了した場合にお手上げ状態になります。

複数の案件を同時に扱うことでリスクを分散することをオススメします。

未経験者がWebライターの仕事を受注するコツ

「Webライターの仕事を受注したいけど、実績がない」

「実績もないのに最初の仕事をどうやって取ればいいの?」

と悩む方は少なくありません。

もし当記事の経験談を見た上で、それでもWebライターに興味がある、もっと知りたいと思った方は、こちらの記事を参考にして見てください。

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12年Webライターをやってみて、やはり向き不向きはあるなと感じています。

実際、興味があって始めたものの、結局続かなかったという人もたくさん見てきました。

貴重な時間を無駄にしないためにも、こちらではWebライターに向いている人の特徴を紹介します。

Webライターに向いているのは以下のような人です。

  • 長時間のデスクワークが苦ではない
  • 文章を書くのが好き(または苦ではない)
  • 好奇心が強く、調べることが好き
  • 他人から文章の指摘をされたら素直に直せる
  • スキルアップのための努力を自分からできる
  • いつかフリーランスになりたい

特に重要なのは、「文章を書くのが好き(または苦ではない)」だと思っています。

なぜなら、世の中には「文章を書くのが本当にいや!お金を払ってでも誰かに任せたい!」という人が一定数いるからです。

他人がやりたくないこと=ビジネスチャンスですので、こちらの特徴に当てはまる方がいたら、Webライターにはかなり向いていると言えます。

 

Webライターの経験談に関するまとめ

Webライターの仕事は、AIによって奪われる仕事の筆頭と言われています。

私自身、その指摘は大きく間違っていないと思います。

なぜなら、現にAIの浸透と共に仕事を失っているWebライターの人が実在するからです。

しかし、同時にAIを使ってより効率的に仕事をし、仕事を増やしているWebライターもいます。

手前味噌ですが、私はその1人であると自負しています。

そんな私が今Webライターとしてどのような仕事をしているのか、どのような1日を過ごしているのか知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

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  • この記事を書いた人

ちぃ

WEBライター歴13年目/フリーランス10年目/現在のクライアントは東京1社・大阪2社・高知1社/業務はSEO・DRM・ディレクション等

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